打ち上げ当日

2018.2.9
 
最近気付きましたが 「類は友を呼ぶ」という説は本当だと思います。
自分が心からやりたいことをしていると良い意味で変な人が集まってくるんです。
 
僕の友人に「とび男さん」という人がいます。
彼はホームページを作ってくれている会社の社長です。
(このゴチソープショップのページも作ってもらったのですよ)
本社は東京なんですが、仕事の守備範囲が広くいつも日本全国を飛び回っています。
「桃鉄」をリアルで体現してるような社長です。
彼はとにかく飛行機に乗るんです。
3日に1回はどこかの空港にいます。
きっと飛ぶものが好きなんでしょうね。
 
彼は石けんでロケットを飛ばす!と言ったら東京からその瞬間を見に来ました。
こんな具合で変な仲間が増えていくのは僕にとって刺激的で幸せなことです。
 
とび男さんの話はさておき、
いよいよ打ち上げの日がやってきました。
国連の世界宇宙週間にエントリーした10月9日です。
心配していた天気も良好で、風もなく絶好のロケット打ち上げ日和。
 
 

 
 
写真は旭川東高校に生徒や先生。
他には各メディア、とび男さんなど一般見学の方々…!
 
このロケットが飛んだらまさに世界初の快挙です。現場にはちょっとした緊張感がありました。
生徒たちは本当にうまくいくのかな…なんて不安げな顔です。
 
しかし、僕だけは自信満々でした。
 
なぜならば、
数日前に誰もいない河川敷でこっそり打ち上げ実験をしました。
そこで20メートルほど飛ばすことには成功していたからです。(ここだけの話です。)
 
まずはこれが飛んで、国連の国際宇宙会議で発表する。
その後理解者を増やし、より飛距離が出るロケット燃料を開発する…!
今日の打ち上げは通過点。
僕の頭の中は既にロケットが飛んだ後のことしか考えてなかったです。
 
さぁ、いよいよ世界初の瞬間まで…!!
 
「5.4.3.2.1…」
 

 
(あれ飛ばない)
 
 

 
 
(燃えているのに。何故だ、飛ばない。)
 
 

 
 
何かがおかしい。
前回はうまくいっていたんです。
何が違うのだ。
生徒や先生まわりのギャラリー含め妙な雰囲気が漂ってきました。
 
 

 
 
違う違う、全ッ然違う。
想定外のことが起こったとき人間の頭ってのほんとに真っ白になるんだなと思いました。
僕はうまくいくビジョンしか見ていなかったのです。
 
絶対に飛ばしたい!という想いも虚しくその日飛んだロケットは 1 つもありませんでした。
 
 
つづく