燃料パワーアップ

2018.7.10
 
 
ロケット博士から石けん燃料にぴったりなレシピを教えてもらった僕は、会社に戻ってすぐに燃料作りを始めました。
 
今までは出来上がった石鹸を細かくしたものに火薬を混ぜていましたが、今回教えてもらったのは石鹸の材料であるオイルとアルカリに酸化剤(熱を加えると酸素を出す薬)を加えて石鹸と同じ工程で45日乾燥熟成させ火薬を作るというもの。
博士曰く、GOCHISOAPのコールドプロセス製法と言う作り方は熱を加えないので酸化剤が反応しません。
ロケット燃料作るにはとても向いているそうです。
 
 
こうして僕は45日間待ちました。
長かったです。久しぶりに待ち遠しい気持ちになりました。まるでクリスマスが来るのを指折り数えている子供のような。
30日位で少し早いけどもう燃やしても良いのでは!?という気持ちが出てきたのですが、グッとこらえて待ちました。
 
 
そしていよいよ45日目。
乾燥熟成期間が終わり、ロケットに興味がありそうな人たち数人で集まりました。
ロケット燃料を入れた筒を固定し安全な場所で火をつけます。
 

 
すると、なんということでしょう!
ノズルをつけていない状態で以前の燃料よりも3倍以上大きな火柱が立ったではありませんか!
 
これはすごいパワーだ…。
その時僕はとんでもないものを作ってしまったなぁという気持ちと、この燃料ならばという期待が合わさっていました。
この燃料にノズル(出口を圧縮する金具)を着けて着火したらもうロケット燃料として成立するんじゃないかなと考えました。
 

 
ノズルは金属を加工して作ります。それはかなり細かい作業が必要とするものでした。僕は金属アレルギーなのでこの作業は向いていません。ここは他の人にお願いすることにしました。
 
 
しみ「皆さまの中にノズルを作れる方はおりませんか?」
 
斎藤「ノズル作れますよ!」
 
 
偶然にも、見に来てくれていた数人の中にジュエリー職人のジェントル斎藤がいました。こうして新ロケット燃料とノズル作りがスタートしたのであります。
 

 
燃料のパワーは十分、しかし45日という時間がかかってしまうことが気になる。
これって短縮させる方法はないのだろうか?
 
 
つづく
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